DIY GPS Ver 1.5.7 ──実はiPhoneのGPSは山奥でも使えます。そう、DIY GPSと空があればね。
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動作のデモ動画を作りました。地図を取り込めば動画のように使えます。旧バージョンのデモ動画はコチラ。


DIY GPSメイン画面。奥多摩の地図を設定した状態。地図はカシミール3Dのマップカッターで切り出したもの(地図はカシミール3Dから山旅倶楽部を使用)。


同じ場所で、昭文社の奥多摩地図を表示した場合。紙の地図を正確に取り込む方法はコチラ。(昭文社 山と高原地図奥多摩より引用)


携帯圏外の山奥でも正確に現在地が判ります。現在地が判るだけで山登りはもっと楽しくなりますよ。

──ご存じですか?遭難原因の40.5%は道迷いで、近年増加しています。

山で不安になった事はありませんか?ココはどこだろう?道は合ってるのか?分岐はまだ?山頂まであとどのくらい?連れて行った子供に「パパ、あと何m?」って聞かれたとか。そんな時、こう思わなかったですか?

──iPhoneを山用のGPSとして使えたらいいのに。

実は携帯圏外の山奥でもiPhoneのGPSは動きます。でもオンライン地図アプリは圏外で地図を表示出来ません。もし電波が入り地図を表示出来てもGoogleマップは登山に向いていません。登山道は載ってないし地形も大雑把です。

-問題点
・山奥は大体携帯圏外なのでオンライン地図アプリは使えない。
・もし携帯の電波があっても、普通の地図アプリには登山用の情報がない。

登山用の地図がiPhoneに入っていたら山用GPSとして使えるのに。すでに持っている登山地図とiPhoneのGPSを組み合わせられないものか…。そう思いながら山に登っていて気付きました。そういうアプリが無いなら作ってしまえばいい!

そして生まれたのがこのアプリ、DIY GPSです。

地図は自分で用意してDIY GPSに取り込みます(ここがDIY(Do It Yourself))。すると、iPhoneが山用GPSに変身します。足らないのはそう、地図だけでした。

-解決方法
・事前に自分で地図を取り込んでおけばいい。
・GPS衛星の信号は携帯圏外でも受信出来るから現在地は判る。

3G回線は必要ありません。必要なのは地図とDIY GPS、そしてGPS衛星。これだけで今あなたが登山地図のどこにいるのか?分岐まで何mか?標高は?歩いたルートは?それら全てを教えてくれます。

山の中で現在地が正確にわかる。それだけで山登りはもっと楽しくなります。

──あなたのiPhone、実は山でも使えます。DIY GPSがあれば。

DIY GPS - Keiji Matsumoto
Apple AppStoreはコチラ

はじめて使う方はコチラ

当解説サイトのPDFバージョン 2012/04/20 約12.4MB
携帯圏外で読むために用意しました。iPhoneのPDFリーダーなどに取り込んでお使い下さい。サイトをそのままPDFにした物なので若干見づらい箇所もありますが、綺麗に作るのも大変なのですみませんがご了承ください。また、バージョンアップにより多少の齟齬が生じる場合もあります。

「平成22年中における山岳遭難の概況 警察庁」より
平成21年(906件)→平成22年(970件)

対応機種

■iPhoneで動作します
iOS3.1.3以降を搭載したiPhoneシリーズで動作します。iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S+iOS4.0以降推奨です。(iOS5.1動作確認済み)

■iPhone4Sまたは4がおすすめです
iPhone3Gや3GSでも動作はしますが、GPSの性能を考えるとiPhone4世代がおすすめです。3GSが最高半径17mなのに対してiPhone4世代は最高半径5mで現在地を特定出来ます。同じ場所でも精度に大きな違いが見られる事もあり、おすすめは4世代、今なら4Sでの運用がおすすめです。

■iPhone3Gの場合
iPhone3Gは電子コンパスが無いので現在地は赤い丸で表示されます(ただし[動作設定]-[ヘディングアップ]をGPSにした場合は進行方向を向いた矢印になります)。画面右上のコンパスも表示されません。また、 iPhone3Gは搭載メモリの少なさから地図のサイズ制限が厳しく、地図が縮小されてぼやけて見えたり大きな地図を取り込もうとするとメモリ不足でアプリケーションが落ちることがあります。

■iPadの場合
iPadでは2倍モードの動作になります。WifiモデルはGPSセンサーを搭載していませんので、測位は無線LANなどの電波がある場所でのみ行えます。3GモデルはGPSセンサーを搭載しています。

■iPod touchの場合
iPod touch単体ではGPSセンサーを搭載していませんので測位は出来ません(wifi版iPadと同じですかね)。ですが、外部GPSなどを接続して使用できたという例があります。ただし、電子コンパスの機能は動きません。基本的にはiPhone用のアプリであり、開発者はipod touchでのテストは全く行っていませんので動作は保証できませんが動作例を載せているブログを紹介させていただきます。

使用例1:iPod touchで「DIY GPS」を使ってみた
使用例2:キター! DIY GPS
使用例3:XGPS150+iPod touch4G+DIY GPSでランニング
使用例4:GPSの話3 iPhone用アプリ「DIY GPS」をiPodTouchで使ってみる

■iOSのバージョンによる制限
バックグラウンド動作はiOS4.0以降で動作します。GPSログを記録する場合はご注意ください。
KMZファイルのインポートはiOS3.2以降の対応です。iOS3.1.3では地図をカシミール3Dからインポート出来ません。

ご注意 GPSの測位について

iPhoneのGPSはA-GPSといって、基地局の電波を捉えて大体の位置を出し、その上でGPS衛星の信号から現在地を計算する仕組みになっています。

A-GPSを使うと「素早く」現在地を特定出来ます。が、もちろんGPS衛星の信号があれば現在地は特定できます(携帯圏外でも使えます)。ただし、GPS衛星の信号だけだと最初の測位に時間が掛ります(コールドスタートと言います)。

例えば山に行ってDIY GPSを起動して、そこが「既に携帯圏外だった場合」はGPS衛星の信号だけで現在地を特定するので少し時間が掛ってしまいます。空が見える場所で長くて3分くらいです。

時間が掛るだけなので待っていれば測位は出来ますし精度もA-GPSが使える場合(つまり携帯圏内)と変わりません。もし待ちたくない場合は、圏外になる直前に一度なにかGPSアプリを動かしておいてください(GPSの座標は本体のシステム内に保存されるのでアプリの種類はなんでも良いです)。すると圏外に出てからも比較的すぐに現在地が出るようになります。

その時、GPS衛星からの受信状況が悪いと、一時的に基地局の位置を現在地として表示する事があります。GPS衛星の信号で現在地を特定出来るまでの間、とりあえず基地局を現在地としておこうという動作です。しばらく待っていれば本来の現在地を表示しますので空が見える場所でお待ちください。

更に詳しいGPSの情報はコチラ

携帯圏外で使った例:「川苔山(川乗山)でラッセルラッセル」



地図サイトをキャプチャ、カシミール3DからKMZファイルインポート、紙の地図をスキャンなど様々な地図を使用可能です。


わたしが作っています(開発者プロフィール)。デイリーポータルZでライターやったり30日間マクドナルド生活やったりです。質問はメールkeiziweb@gmail.comかツイッター(@keizi666)で受け付けています。
こんなことが出来ます

・好きな地図をiPhoneに取り込んで使えます(逆に言えば、最初は地図が入ってないので自分で入れる必要があります)。

・地図の左上と右下の経緯度を設定することで、GPSの経緯度から地図のどこにいるか表示するという仕組みです。地図の設定方法などはコチラ ※iPhoneのGPSは携帯圏外でもちゃんと使ます。

・カシミール3Dのマップカッターで作ったKMZをインポート出来ます。詳しくはコチラ
・KMZファイルをDropboxやメールで送ったりすることで、離れた場所にいる仲間と簡単に地図を共有出来ます(山行前に地図を共有しておくといいでしょう)。
[KMZファイルのインポート解説]
[MacOSXでカシミール3Dを使う最も簡単な方法]

・紙の地図や、自分でなにか書き込んだオリジナルの地図画像でも使えます。
・山以外でも定置網の位置を書き込んだ海図や漁場の地図、古地図なども設定できます。

・地図データはKMZ形式でエクスポートすることが出来ますので、DIY GPSからDropboxなど外部アプリに送れます。

・DIY GPSのユーザー同士であればBluetoothを使って地図を転送することが出来ます。 詳しくはコチラ 山に行く途中の電車内や山の中でも地図を受け渡し出来ます。

・GPXとKML形式のトラックをインポート出来ます。例えばカシミール3Dで作ったトラックや、ヤマレコからトラックをインポートして地図上に表示する事が可能です。
[GPX、KMLファイルのインポート解説]

他の機能も盛りだくさんです。

・GPSロガー。ログはKMLかGPXで出力可能(メールまたは外部アプリへのエクスポート)。移動した軌跡をリアルタイムに地図上で確認出来ます(紫色の線で描画されます)。詳しくはコチラ
・省エネ。GPSログを記録中も消費電力を抑える工夫をしています(設定や使用状況にもよります)。
・経緯度、標高、速度、方位、GPS座標精度表示。
・目的地設定、目的地までの方位と距離を表示。
・ウェイポイントやルートによる案内機能。詳しくはコチラ
・地図のヘディングアップ。コンパスに連動して地図の表示が回転します。

サポートについて
レビューに質問されても返信が出来ません。質問などありましたらTwitter(@keizi666)かメール(keiziweb@gmail.com)の方へお願いします。出来る限り返信させていただきます。

日々開発状況などをTwitterでつぶやいています。コチラもどうぞ。
ツイログ keizi666&DIY GPSサマリー

facebookページも作りました。コチラ

インストール直後の起動画面。まずは地図を登録してください。
はじめの一歩 初めて使う方はお読みください

DIY GPSには最初、地図が全く入っていません。GPSとして使うには、まず地図を登録する必要があります。地図を登録する手段はいくつかあります。おすすめは1のKMZファイルのインポートです。仲間が使っている場合は2も良いでしょう。3は地図を作るのと正確に設定するのがやや難しいので上級者向きです。

1.KMZファイルをインポートする
カシミール3Dなどで作ったKMZファイルをインポートする方法です。カシミール3Dがあれば、綺麗で正確な地図を簡単に登録することが出来ます。詳しくは「KMZファイルインポート」をご覧ください。MacOSXユーザーでもMikuInstallerを使う事で、カシミール3Dを動かす事が出来ます。手順などはコチラ「MacOSXでカシミール3Dを使う最も簡単な方法」

2.KMZファイルをBluetooth転送で仲間にもらう
すでに仲間にDIY GPSユーザーがいて、地図を設定済みならその人の地図をBluetooth転送でコピーさせてもらう事が出来ます。同じ山に行く道中に地図を貰ってもいいかもしれません。詳しくは「Bluetoothでの地図共有」をご覧ください。

3.地図の画像を用意して、画像と基準座標を設定する
紙の地図を使いたい場合や、なにか事情があってカシミール3Dを使えない場合はこの方法で。詳しくは「地図の作り方と取り込み方」をご覧ください。

地図さえ登録すれば準備完了。

1.現地に行きDIY GPSを起動
2.ツールバーのフォルダアイコンをタップ 地図一覧を表示 参考:メイン画面の使い方
3.表示したい地図のuseボタンを押す、または最適地図の行をタップ参考:地図一覧画面の使い方
4.GPSが正常に動いていれば現在地に赤い矢印かピンクの球が表示されます。

■DIY GPSの使い方について
詳しい使い方は「主な機能」をご覧ください。
併せて「これがやりたい」もご覧ください。

よくある質問、よくある失敗、バージョンアップ情報などは「その他情報」に記載されています。
設定の内容や変更については「設定」をお読み下さい。
GPSロガーについて知りたい場合は「GPSロガー」をお読み下さい。

DIY GPSは、まず地図を正しく設定する必要があり、実際に使う場合もある程度地図の知識が必要となります。使い方を知らなければ地図やコンパスを持っていても役に立たないのと同じで、DIY GPSも使い方を理解していなければ役に立ちません。簡単なアプリではありませんので当webサイトの説明、使用上の注意をよく読んでからお使い下さい。地図の読み方が判らない場合はこの辺で勉強してください。

また、いきなり山で使うのではなくまずは家の近所などの地図を入れて下界で一度使い、動作と操作方法を確認してから山で使って下さい。当解説サイトは携帯圏外では読めません。解説PDFをダウンロードしてiBooksなどに入れておくか、紙に印刷して携行すると安心かも知れません。


必ず位置情報サービスをオンにして使ってください。オフだとGPSとして使えません。

黄色い★は設定した目的地。目的地までの距離と標高差(※)、方角が右下に表示されます。赤い線はインポートして表示したトラック、右から伸びている青い線はこの日に歩いてきたトラックログの線です。

現在地は赤い三角形の矢印で表示されます。

右上の「H:710m」は標高です。「±3m」は標高の精度です。山歩きで便利な情報を色々提供します。画面の表示内容については「主な機能」をご覧ください。

※・・・ウェイポイントに標高が設定されている場合は標高差が表示されます。

Ver 1.5.6からは表示設定の「ルート補助線全描画」をオンにすると、ルート案内中にルート全体の情報を見る事が出来ます。

使用上の注意 必ずお読みください

1.地図は自分で入れる必要があります
アプリに地図は含まれていません。カシミール3D等を使い別途入れて下さい。詳しくはコチラ。

2.位置情報サービスをオンにしてください
初回起動時に位置情報サービスの使用を許可するかどうかアラートが出ますが、必ず許可してください。拒否した場合はGPSが使えなくなるので現在地や経緯度が表示されなくなります。もし拒否してしまった場合は、iPhoneの[設定]-[位置情報サービス]でDIY GPSをオンにしてください。

3.機内モードでは使えません
iPhoneは機内モードにするとGPSの動作も停止します。機内モードの場合は現在地を表示出来ませんのでご注意ください。3G通信やデータ通信、WifiをオフにしてもGPSは使えますが、機内モードにすると止まってしまうので機内モードにはしないでください。

4.位置情報の誤差について
iPhoneのGPSセンサーの性能以上の精度は出ません。谷や尾根の下にいるときは現在位置表示に誤差が生じる場合があります。GPS座標の精度が低い状況では、現在地ポインタの周りに表示される青い精度円の大きさにご注意ください。精度円が大きい場合は誤差が生じます。GPSで現在地がわかると言っても絶対ではありませんので過信はしないでください。

まれに精度円が小さくても座標がずれることがありますが、iPhoneのシステムがDIY GPSに寄こす座標自体がおかしい場合はアプリ側ではどうしようもありません。経験上、携帯充電器で追加充電をしているときや送電線の下などなにか電磁波が出ている場合などにiPhoneが自信満々でデタラメな座標を寄こす気がします。GPSのログに記録される座標はある程度精度が高いはずですが、上記理由により精度が高いはずなのにズレた場所が記録されることがあります。

また、カシミール3Dのマップカッター以外で地図を作成した場合(紙の地図をスキャンするなど)、地図の表示と実際の現在地表示がずれる場合があります。必ず下界で地図と座標があっているか確認してください。地図詳細画面のオレンジのタブか、目的地設定画面で地図の任意の地点の経緯度を表示出来ます。

5.使うときは安全な場所で、立ち止まって
歩きながらの使用は危険です。必ず安全な場所で立ち止まってご使用ください。

6.測地系はWGS84を使っています
座標の測地系はWGS84(現在世界標準の測地系)を使用しています。カシミール3Dなど外部アプリやGPS器機をお使いの場合はWGS84に設定して使ってください。DIY GPS自体はWGS84以外の測地系で使う事は出来ません。Yahoo!の地図サービスなどは日本測地系なので、経緯度を使う場合はそのままでは400mほどの誤差が出ます。意味がわからない場合はカシミール3DのマップカッターでKMZを作ってインポートすると良いと思います。説明はコチラ

7.紙の地図やコンパスは持ちましょう
iPhoneのバッテリー切れや故障に備えて、紙の登山地図とコンパスも携行してください。GPSログを取ったりルート案内、ウェイポイント案内機能を使うとバッテリーを多く消費します(バックグラウンドでもGPSを動かすため)。

8.iPhoneは過酷な環境では壊れます
アプリの注意って言うかiPhoneの注意点ですが、本格的な山用GPSと違い、スマートフォンであるiPhoneは水に濡れると壊れます。耐久性、耐水性、防塵性を考えると強いハードウェアとは言えません。山で使う場合は防水ケース(ジップロック使ってる人もいるみたいです)に入れる、プロテクターを付けるなどして保護してください。
[参考] iPhone 4/4S用防水防塵耐衝撃ケース「LifeProof」を買ったよ

厳冬期の3000m峰など過酷な環境では低温でiPhoneの動作に支障が出る場合も考えられます。また、真夏の直射日光に当たり続けると、本体の温度が上がりすぎて壊れることもあります(自転車などにセットする場合は温度上昇にご注意ください)。登る山や環境に合わせてiPhone+DIY GPSで十分か、ソニーのU37が良いか、ガーミンが必要か判断してお使いください。

9.測位出来る場所、出来ない場所
DIY GPSはiPhoneのGPSセンサーが受信した経緯度を利用していますが、衛星からの信号は「空がよく見える場所」でないと受信出来ません。ですから、谷間や樹林帯、斜面、岩陰、屋内など空があまり見えない場所では測位に時間が掛ったり精度が上がらなかったり、地形によっては測位出来ない事もあります。測位出来ない場合は、衛星の電波を受信しやすい「空がよく見える場所」に移動して下さい。
更に詳しいGPSの情報はコチラ

測位出来ない場合はiPhoneのハードウェア的な限界ですので、その点についてアプリを評価するのはご遠慮下さい。iPhoneのシステムが座標を渡してくれない限り、アプリ側ではどうすることも出来ません。座標精度についても同様です。もしどうしても測位出来ない場合は、システムの問題かも知れませんのでiPhoneの再起動などをお試し下さい。

10.免責
DIY GPSは問題が起こらないよう注意して開発していますが、GPS衛星の状態、iPhoneの状態、天候や地形、バグなど様々な要因で意図しない動作をする可能性はゼロではありません。DIY GPSを使用した事で利用者が被った損害について、開発者は一切責任を負いません。




紙の地図を設定した画面。紙の地図でもちゃんと設定すればかなりの精度で現在地が表示されます。紫の線はGPSのトラックログです。リアルタイムに軌跡が見られるのは楽しいです。(昭文社 山と高原地図奥多摩2011年版より引用)


古地図を設定して現代の町を歩く事も出来ます。古地図の痕跡を探しながらの散歩も面白いですよ。


地図は1枚の画像と左上と右下の経緯度がセットになっています。地図の画像とその範囲を設定するだけというシンプルな仕組みです。

ブログによる紹介記事

Googleのブログ検索で探した、DIY GPSのブログ記事をまとめました。[ブログ検索:DIY GPS]
レビューと併せて購入の際は参考にしてください。実際に使っているユーザーさんたちの生の声ですから信用できるかと思います。


DIY GPS Days(とある品管の山行レポ)
DIY GPSについてとても詳しく紹介されているサイトです。iPod touchでの動作も詳しく判ります。動画や画像を多く使っていて、内容も非常にわかりやすいです。必見!

iPhoneでGPS
記事引用「しかし、このDIY GPSは、地図を事前にiPnone内に取り込んでおけるので、携帯が通じなくてもGPS機能さえ使えれば現在地の確認を地図上で把握できる。」

根子岳山頂からスキー滑降
記事引用「iphoneにはGPS機能がついているので、山で使えるアプリがないかとネット検索してみたところ、DIY GPSというアプリを発見しました。このソフト450円なんですが、国土地理院の地図を読み込んで、そこにGPSで位置を表示してくれる優れものです。」

仲間との山スキー山行(湖西朽木 百里ケ岳 )
記事引用「iphoneのGPS機能はけっこう優秀なようで、山中でもロストする事なかった。この日は終日降雪で視界はほとんどない状態だった。でもこいつのおかげで位置確認に不安はなかった。」

DIYGPSを使ってみました
記事引用「早速購入して、インストール。地図データを自分で作成しないといけませんが、やってみると簡単。カシミール3Dって便利~」

【便利道具】iPhoneをGPSとして使う!(前編) 後編はコチラ
記事引用「結果として、うまくいきました!!先日(9月10日)の京急大津釣行で初めて実践投入してみたのですが、僕のiPhone3GSはナデナデしてあげたくなる程よく働いてくれましたよ~」

DIY GPS
記事引用「地図画像も高解像度のiPhone画面、ハンディーGPSとは比べ物にならないくらい美しい!!!後日使ってみた時のエントリ 記事引用「クネクネと正確なトラックに大満足。ポケットしまいっぱなしでしたが高精度です!!」

オフラインで使えるソフトは
記事引用「トラッキングによる現在位置表示、ロギングによる軌跡の記録、およびリアルタイムで軌跡を表示してくれる。まさにパーフェクトなソフトです。」

準備編
記事引用「evernoteやAirshareといったクラウド系アプリから地図を読んだりbluetoothで地図を共有できたりと、すごい高機能。」

DIY GPS: 最近の出来事
記事引用「DIY GPSは、「カシミール3D」などで自分で作った地図が使えます。予め予定コースを書いたりメモを書き込んだり自由自在、文字どうりDIYです。」

キター! DIY GPS
記事引用「んで、ログも無事取れておりました 」

蓬莱山<ビバーク一歩手前・雪山は厳しかった>
記事引用「とても読図が出来る状況ではありませんが、DIYGPSが正確無比な現在地を、ピンポイントで教えてくれます。」 「また、先日購入したDIY-GPSアプリが、読図不可能な状況で自分の位置をピンポイントで教えてくれたことは本当に助かりました。」

GPSの話:番外 「DIY GPS」とXGPS251のアップグレード、その他
記事引用「携帯圏外/オフライン環境下で、自分の使いたい地図と共にログを扱えるってのは、DIY GPSのものすごい強みです。」

nori さんの自転車あそび : 昨日のお話
記事引用「先日、書いた DIY GPS を実際に山で使ってみた感想。便利です。 遭難しにくくなりますw」

はじめての秩父高原牧場、中間平で大名気分
記事引用「ふだんの行動範囲が全部入る北西端の"鬼石"から南東端の"飯能"までを5万分の1でカバーした4799x5119の巨大な地図でもちゃんと動いた。」

DIY GPS Ver 1.3.0
記事引用「ちょっと試してみたところ上々の調子。」

高尾山~城山
記事引用「【10:31 DIY GPS 良好】 感度良好です(^_^)v」

iPhoneアプリ 「DIY GPS」 ザ・金剛登山
記事引用「このアプリの名前のDIYは、つまりDo It Yourselfの略だろう。ようするに自作地図とiPhoneのGPS機能を組み合わせてナビをさせてしまおうというアプリだ。圏外でも使えます!」

Kaki-Blog - DIY GPS
記事引用「あらためて見直していたらiPadでバグを発見.作者に連絡.すぐに対応してくれた.これからの成長が楽しみなアプリ」

DIY GPS を使ってみた
記事引用「なんといっても、カシミールの画面切り出し機能を使えるのが便利すぎる。 次回バージョンで標高表示にも対応予定らしい。 ありがたやー。」

Sparkling Monologue: DIY GPS は Dropboxを使うと更に便利になる
記事引用「公式ページには、切り出したkmzファイルをiPhoneへ送る方法として、「iPhoneのメアドに添付メールを送る」という説明になっている。これはこれでシンプルなやり方で文句ないのだが、Dropboxを使うと手数が少なくなって、更にハッピーになれる。」

HRC今熊山トレイル
記事引用「ここからちょっと道を間違えましたが、杉浦さんが使っているDIY GPSというi-phoneアプリに救われました!っていうか、このアプリ本当に凄いですよ! 今度落とさないと!」

DIY GPS
記事引用「iPhoneに地図を画像データとして保存し、「DIY GPS」で地図の左上と右下の座標(緯度経度)を合わせれば、圏外でも表示できるマップになる。ネットを介してないので地図の移動も軽快!!」

GPSの話2 iPodTouchを僻地使用可のマップ付きGPSに
記事引用「・調査で使う踏査ルートや各種ポイントの印が入った地図を、そのままGPS画面に表示して使える。 とくにふたつめ、高性能のMyGPSをお持ちの方もうらやむほどではないかと。このアプリ、基本的な考え方はとてもシンプル。用意した画像の対角ふたつに緯度経度情報をもたせ、その画像を地図として扱うというものです。」

GPSの話3 iPhone用アプリ「DIY GPS」をiPodTouchで使ってみる
記事引用「けもの道をたどっていったらこうなってしまった、ってところなんですが、歩きたかったラインからどのくらいずれてるかをひと目で見て取れるというのは、とにかく便利です。あとどれくらい歩けばいいんだっけ?と思ったときには、現在地と目的地を二本の指でタッチすれば、瞬時にその直線距離を表示します。結果、元気が出るかうんざりするかは状況次第ですが、この機能も手軽で便利。」

みなさん便利に使っていただけているようで、開発者冥利に尽きます。本当にありがとうございます。

開発者によるテスト山行記録

DIY GPSは実際に何度も山でテストしてからリリースしています。そのテストの様子をヤマレコに山行記録として登録してありますのでリンクを載せておきます。

冬の川苔山でDIY GPS Ver 1.5.6テスト
雪山でのテストです。機種はiPhone4S。流石に4SはGPS精度が高いです。防水ケースLifeProofを装着したiPhoneを水没させたりしています。

雪の高水三山でDIY GPS Ver 1.5.5テスト
軽めの雪山でテストしました。天気予報よかったので防水ケースは使ってません。

奥多摩川苔山で、DIY GPS Ver 1.5.1テスト
iPhone3GSでの最後のテストです。谷ではGPS精度が低くなっていますが、尾根など見通しが良い場所では正確です。

上記3つ以外にもいくつか山行記録をアップしてあります。最初の頃と比べるとDIY GPSもだいぶ進歩しました。これからも開発を頑張ります。keiji666の山行記録

DIY GPS: 好きな地図を使えるGPSアプリ!山奥でも使えます。
それと、AppBankさんに掲載されたレビュー。書いたの私ですけど。

 
空の約3分の1が見えていれば高精度で現在地が判ります。

携帯圏外でも問題なく使えます。


iPhoneのGPSはSIM無しでも使えます。(昭文社 山と高原地図奥多摩2011年版より引用)

もしiPhoneのGPSがちゃんと動いてなかったら

アプリの開発者は普通テストをしてアプリをリリースします。Appleの審査でも動作チェックが行われるそうなので、普通はきちんと動作するはずです(バグはあるだろうけど、現在地表示とか基本的な部分は動くと思います)。

それでもGPSは状況によって思ったとおり動かない場合があります。そんな時は下記の点をチェックしてみてください。

1.機内モード、位置情報サービスの確認
機内モードがオンの場合はGPSが使えません。機内モードになっていないか確認してください。また、設定の位置情報サービスがオフになっている場合もGPSが使えません。アプリごとの設定もオンになっているか確認してください。

2.GPSの信号を受信するのに適している場所にいるか?
右側で説明しているとおり、屋内や谷底ではGPS衛星の信号を受信出来ない場合が多いです。その場合はA-GPSに頼るしかありませんが携帯電波や無線LANも無い場合は全く現在地が特定出来ません。GPアプリは空がよく見える屋外で使ってください。

3.iPhoneを再起動
いくら優れた技術者達が作っているとは言っても、iPhoneもiOSも人間が作った物。当然沢山のバグが潜んでいます。その影響か、GPSのシステムがおかしくなる現象を当アプリ開発中に何度か見ました。その場合はiPhoneを再起動すると直りましたので、なんか変だなと思ったらiPhoneを再起動してみてください。

4.本体の故障かも?
本体の故障によりGPSがうまく動かなくなったという報告もいくつか受けています。GPSを使うアプリをいくつか動かしてみて、それら全てで現在地が表示出来ないようなら本体の故障が考えられます。その場合はAppleにお問い合わせください。

上記4点について注意していただいて、それでも問題が解決しない場合は直接アプリ開発者に問い合わせて下さい。現象だけでなく、機種、OSのバージョン、設定、不具合発生の手順なども書くと調査や対策に役立ちます。僕のメールアドレスはkeiziweb@gmail.comです。お気軽にどうぞ。

コラム iPhoneのGPSは携帯圏外でも使えます

■GPSとは?
GPSとは、アメリカ合衆国が打ち上げたGPS衛星を使って現在地を知るためのシステムです。衛星の数は約30個と言われ、衛星から発信される信号をユーザーが受信して現在地を特定します。信号は各衛星から30秒ごとに発信されるので、GPSでの測位には30秒から数分程度の時間が必要です。

信号には原子時計による正確な時刻や衛星の軌道などが含まれ、それぞれの衛星の軌道や時刻のズレから位置関係を計算してユーザーの位置を特定します。なお、iPhone3GSのGPSにおける最高精度は半径17m。4や4Sでは半径5mで現在地を特定できます。

■GPSは屋外で、頭上に空が見えないと使えません
GPSは人工衛星から発せられる信号を使うため屋外でないと使用できませんし、周りに遮蔽物がある場所では座標の精度が下がる事があります。現在地と高度を計算するためには4機の衛星が必要とされ、それには頭上に空の3分の1が見えている必要があります。

そのような原理上、GPS衛星の信号を受け取るのに不向きな地形(山の斜面や谷)では現在地を特定出来なかったり座標精度が著しく下がる事があります。地平線上を飛ぶGPS衛星は最大12個で、そのうちの4機の信号を受信出来れば正確な現在地が判ります。

■え?地下街でも使えるよ?
この説明を読んで「家の中や地下でも現在地が表示されるぞ」と思ったかも知れません。それは、A-GPSの能力です。iPhoneに搭載されているGPSはA-GPSです。A-GPSは携帯基地局や無線LANの電波も使用して現在地を計算します。ですから、街中ではGPS衛星無しでもある程度の現在地は判ります。ただ、この場合は精度がそれほど出ず半径30m~65m程度となります。

■A-GPSの意味
A-GPSは「Assisted-GPS」の略で、GPSを携帯通信網でアシスト(補助)するという意味です。「A-GPS=携帯通信網でGPSをアシスト出来るGPS」です。あくまでアシストですから、アシストなしでもGPSは使えます。電動アシスト自転車は電動アシストが無くてもペダルを漕げば走れるのと同じです。電動アシスト自転車はバッテリー切れたら全く走れないなんて言ってたら笑われちゃいますよね(笑)。A-GPSも同じ。アシストが無いからってGPSが使えないなんてのは笑っちゃうような勘違いです。

■A-GPSの役割
A-GPSのアシストは、測位時間を短縮するのに役立っています。携帯電波や無線LANがある場合は基地局の情報を元に大まかな現在地を計算し、それにGPS衛星の情報を加える事で短時間に正確な現在地を特定できます。

A-GPSを屋外で使う場合は現在地を割り出す時間を短縮してくれますし、屋内や地下街で使う場合は大まかな位置を特定するために役立ちます。

屋外でのA-GPS = 計測時間短縮、からの、GPS衛星信号で高精度な位置を計算
屋内でのA-GPS = 大まかな位置を特定する

このようなメリットがあるのがA-GPSです。A-GPSが使えない状況でも衛星からの信号を受信出来れば、多少時間が掛る場合もありますが現在地は特定出来ます。従来のGPSの弱点である「初期測位に時間が掛る」「屋内で使えない」を解消するためにあるのがA-GPSのアシスト部分です。

■A-GPSは精度には関係ありません
屋外でA-GPSが役立つのは測位の「早さ」に関してであり「精度」には関係ありません。携帯圏外の山奥で使っても、空が広く見える場所であれば最高で半径5mの高精度な現在地をはじき出します。GPS単体でもきちんと精度が出る、それがiPhoneに搭載されているA-GPSの能力です。

■携帯圏外でもSIMなしでも使えます
ここまで書いてきたように、iPhoneのA-GPSは携帯電波が無くても空が見える場所であれば現在地の特定が可能です。単に山奥で携帯電波が無い場合はもちろん、SIMを抜いた場合もGPSは動作します。左3枚目の画像は実際にSIMを抜いたiPhone3GSでDIY GPSを使った様子です。問題なく使用できます。もし機種変で余っている機体がある場合はDIY GPS専用機にしても良いかもしれません。

■まだ信じられない、だって標準の地図アプリやコンパスは圏外で使えないよ?
ガラケーを使っている人に多いのですが携帯圏外でGPSを使えるのがなかなか信じて貰えない事があります。iPhone標準のコンパスアプリは通信が使えない場合はなぜか経緯度を表示しませんし、標準のマップアプリは現在地の特定こそ出来ますがキャッシュされている以外の地図データを表示出来ません。

こういった事例から「iPhoneのGPSは携帯圏外で使えない」というイメージが生まれたのかも知れませんが、何度も山でDIY GPSのテストをしてきました。「iPhoneのGPSは携帯通信網関係無く、空さえ見えれば地球上どこでも使えます」。携帯電波が無い場合はA-GPSが使えないので最初の測位に少し時間が掛るだけです(数十秒~1分、長くて3分程度)。待っていればいずれ正確な現在地が判ります。初期測位に時間が掛るのはガーミンのGPSでも同じ事で、これはGPSというシステムそのものの仕様と言っていいでしょう。

なお、ネットワークに繋がらない場所では地図データを事前に入れておかないと地図上の現在地はわかりません。その為に存在するのが当アプリ、DIY GPSなのです。

■携帯圏外で測位出来ないアプリがある?
GPS関係のアプリに関するレビューを見ていると「携帯圏外で使えない!金返せ!★1!」みたいなレビューを見かけます。おそらく、携帯圏外ではGPSの初期測位に時間が掛る事を知らずに測位が終わるまで待てなかったのが原因だと思います。または携帯圏外でかつ屋内の場合とか。その場合はA-GPSもGPS衛星の信号も使えませんから現在地を特定出来ないのは当たり前です。谷間などでGPSの信号を受信出来なかった場合も考えられます。これはアプリやiPhoneのせいではなく、GPSの仕組みと地形のせいですから、アプリのレビューで文句を書いても意味がありません。文句を言うべき相手は、GPS衛星を運用しているアメリカ合衆国です。

違うパターンとしては「山で使ったらデタラメな位置を表示したままで使い物にならなかった!」というレビュー。「デタラメな位置」とは、おそらく最後に測位した場所か最寄りの携帯基地局の場所です。富士山などメジャーな山域には基地局が存在し、見通しがいいものだから結構離れていても繋がってしまいます。

A-GPSは前述の通り早く現在地を特定するための仕組みです。その為に最初、iOSはアプリに基地局の位置を渡します。GPS衛星の信号から現在地を特定するまでの間、とりあえずこれ使ってよって感じで基地局の位置が渡されるわけです。そこから本当の現在地を特定するまでに時間が掛ってしまうと「デタラメな位置を表示したまま」という感想になってしまうと思います。これも少し待っていれば正確な現在地が表示されますから、どちらの場合も「ユーザーの待ちが足らなかった」というのが本当の理由です。

街中でA-GPSを使うと一瞬で現在地が表示されるため勘違いしやすいのは仕方ないと思います。が、本来GPS衛星の信号から現在地を正確に出すにはそれなりの時間が掛るという事を覚えておいてください。すると、勘違いのレビューで開発者が傷ついたり本来はもっと多くのユーザーに使われて改良されていくはずの良アプリが潰れてしまったりするのを防げるかと思います。

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以上、GPSというシステムはどうやって動いているのか、iPhoneのGPSは携帯圏外でも使えるのかなどを知っていただきたくて書いてみました。なぜか流布されている「iPhoneのGPSは携帯圏外でも使えない」という誤解を解ければ幸いです。身近に勘違いしている人がいたら、当ページのURLを教えてあげてください。

http://diygps.net/#abount_gps

 
コラム DIY GPSを作った理由

山岳遭難の統計を見ると、遭難の40.5%は道迷いです。


「平成22年中における山岳遭難の概況 P6 警察庁」より

つまり、登山者が道に迷わなければ遭難は4割減らせます。そして道迷い対策に最も効果的なのはGPSだと思います。しかし、山用のGPSとしてメジャーなガーミン社のGPS端末は海外のサイトから個人輸入しても3万円、それに地図を入れれば5万円、日本の代理店で日本語版を買えば10万円です。とても私のようなライト登山者には手が出ません。でも山でGPSを使ってみたいなと長らく思っていました。

■ある日、山を登っててiPhoneは山で使えると気がついた
iPhoneを買ってしばらくして山に登りました。iPhoneは山で役に立たないと思っていたのでずっとザックの中に入れてありましたが、登りながら気付きました。あれ、iPhoneてGPS入ってるよな、山で使えないかな、と。そしてiPhoneを取りだしてみたところ、測位は出来るっぽいけど地図が出ない。あ、そういう事か、と思って家に帰ってからプログラムを作りました。

地図の画像を読み込んでその地図の範囲を経緯度で指定し、そこに現在地の経緯度から地図画像のどこにいるのか計算する。やってみたら出来ました。これを発展させれば山で使えるGPSアプリが作れるぞ!アプリなら高くても数百円、地図は紙の地図を何枚も持ってるしカシミール3Dもあるからタダで入れられる!これで多くの人が山でGPSを使える様になる!2010年7月の事です。

■ユーザーのおかげで成長できました
当初は単に地図の画像を読み込んで経緯度を設定して、そこに現在地が表示されるだけのアプリでした。今ある機能のほとんどは無かったのです。要望の多くはユーザーから寄せられた物で、KMZファイルのインポート、目的地設定、GPSログ、ルート案内など多くの機能を少しずつ開発していきました。お陰様で最初の公開から1年で見違えるほど成長できました。本当にありがとうございます。

■ライト登山ならiPhoneでも十分役立ちます
厳冬期の3000m峰など、命をかなり掛けないとならない厳しい登山でiPhoneをGPSとして使うのは難しいかも知れません。iPhoneの動作温度は0℃以上です。しかし、一般道を歩く夏山や冬でも2000m程度の日中登山程度ならiPhoneでも十分という気がします。肝心なのは、環境にiPhoneというハードウェアが耐えられるかどうかです。私が使った中で最も寒かったのは、2月の奥多摩で1500mくらいの山に登ったときです。気温は-3℃くらいでした。ソフトシェルの胸ポケットに入れていたのですが動作は問題なくバッテリーの保ちも普段通りでした。

状況にもよりますが、先鋭的な登山をしない多くのライト登山者はガーミンのGPSまでは必要なく、iPhoneなどのスマートフォンで十分かと思います。わざわざGPSの為にスマホを買う事もないと思いますが、元もとスマホを持っているなら+450円でGPSとして山で使えるし、精度も十分なのです。

アイゼンに12本爪と6本爪があるのと同じです。ガーミンのGPSが12本爪なら、当アプリは6本爪。これまでは12本爪しか選択肢がありませんでしたが、当アプリで選択の幅を広げられれば幸いです。

■楽しく山登り出来る様に考えて作りました
山登りはツライ事が多いスポーツです。荷物は重いし山道は急で長い。目標がどのくらい先なのか正確に判らない事は不安だしストレスもたまります。しかし山頂や山小屋までの距離や標高差がわかれば、それだけでやる気が出て頑張れます。あと1km頑張れば着く!とか。そういうわけで、DIY GPSは距離や標高差を知るために機能が充実しています。目的地設定、ウェイポイントやルートによる案内、二本指タップによる距離測定。それらは全て、楽しく山を登れるようにと思って入れました。

GPSログの機能も、バッテリーの心配はありますが道中で自分の歩いた軌跡を見るのは楽しいし、下山後にログを眺めるのも愉快です。楽しく安全に山登りが出来たらいいなと思って開発とテストを続けています。

■全ての登山者にGPSを
山用GPSは一部の人達だけのものではありません。これまでは価格がネックとなってGPSの導入をためらっていた人が多いと思います。私もそうです。しかしこれからはiPhoneにしろAndroidにしろ、スマホがどんどん普及していくでしょう。すると、スマホに数百円、または無料のアプリを入れるだけで山で使えるGPSになるわけです。誰もが手軽に山でGPSを使える時代になりました。

GPSに頼っていたら地図の見方が上達しない、GPSの案内通りに歩くのなんてつまらない、GPSなんて邪道だ、など色々な意見もあるでしょう。しかし誰もが地図読みの達人ではありませんし、初めての山で地図と地形を正確に読むのは至難の業です。GPSを持っていても頼りたくなければ頼らず登ればいいのです。本当に困った時にGPSがあるという安心感だけでも持つ価値はあると思います。10万円のGPSをお守りに持つのは贅沢でしょうが、数百円のアプリなら気軽に持てるでしょう。ガスカートリッジより安いんですから。

スマホGPSの普及によって山岳遭難、特に道迷いの件数が減れば開発者としてそれ以上に嬉しい事はありません。「道迷いによる遭難が減ったらいいな」、それがDIY GPSを作った一番の理由です。

■遭難しないでくださいね
くれぐれも歩きながらiPhoneの画面を見ないで下さい。遭難防止の為に作ったアプリを使っていて足踏み外して滑落、遭難、死亡とか本末転倒です。必ず安全な場所で立ち止まって使用してください。他にも色々注意点はありますが、特にこれはお願いします。

多くのユーザー様がDIY GPSを使って、登山をこれまで以上に楽しめますように。